フランス旅行４日目：ワインカーブ＆Chateau Noizayでディナー

ロワール地方旅行記の続きです♪

暗くなるまでにまだちょっと時間があったので、欲張ってワインカーブへ。

VouvrayのCAVE

見学ツアーには参加しなかったので、テイスティングと購入のみ。

もう閉店間近だったのでお客さん写ってないけど、到着した時にはいっぱいいたよ～。
予約等は不要なので、気軽にテイスティングが楽しめていいね♪

もちろん、試飲しなくても購入可能。

ヴーヴレは辛口の白が有名だから、白を中心に選んだけど
泡も結構おいしいのが多くて、珍しく泡も何本か買っちゃった♪
ちなみに泡はシャンパンと同じ製法で作られてるらしい！

厳選なるオーディションの結果、お気に入りを６本連れて帰ってきました～。

高くても２０ユーロしないラインナップでほとんどが１０ユーロ以下。

ワイングッズも結構充実！

お客さんが何人か買ってるのを見て、私たちも買ったんだけど
筒状になってるワインの空気抜きがとっても優秀！
ちゃんと空気抜けるし、そのままふたになるのがグッドね♪
ボクシングデーのセールでルクルーゼの空気抜き買ったばっかりなのに・・・もう世代交代だ（´・ω・｀）
美味しいワインもゲットしたし、あとはシャトーに泊まって、ゆっくりディナータイム。

この日宿泊したChateau Noizay

外観はいたって普通だけど、中はとっても素敵～♡
入り口を入ると中世の雰囲気漂う、階段と鎧がお出迎え。

鹿のはく製に、鎧・・・私たちの宿泊した部屋は別の階段を使ったけど、ここ夜通ったら怖そうだよね。

打って変わって、お部屋はめちゃくちゃラブリー♡

一番安い部屋でとってたのにこの広さ、もしかしたらアップグレードしてくれたのかも！

ヨーロッパでは珍しく、バス・トイレ別。

いや～バスルームが広いのは嬉しいんだけど、広すぎてなかなか温まらず寒かった～(^_^;)
アメニティーや部屋に置いてあるものすべてRelais Châteaux推しすぎて笑えた。
引出しの中すべてにルレ・エ・シャトーマークの入った紙が敷き詰められてたし。

ヨーロッパ在住のみなさんはもうなじみ深いと思いますが
ルレ・エ・シャトーに登録しているホテルやレストランは素敵なところが多いので
Booking.comやExpediaでの検索に行き詰ったらチェックしてみると新しい発見があっておすすめです☆
我が家は泊まりたい場所をベースで旅行を組み立てることすらあります(笑)
あまり情報量は多くないケド、日本語のサイトもあります。

フランスはシャトーホテルが数多くあるので、ルレ・エ・シャトー以外にも
Châteaux & Hôtels Collection等色んな組合があるので、こちらも要チェック。

お待ちかねのディナータイム☆

夜も遅かったので、私たちが最後のお客でした。

アミューズブッシュ

イカスミマカロンやギモーブ、面白いしおいしい！
真っ赤なカリカリチーズもいい感じ。そこまで期待してなかっただけに、嬉しい誤算♡

サーモンマキ・アボカド＆バナナ

ラビットと野菜のソルベ

このウサギが激うま！今まで食べたラビットの中でダントツ一位！
なんでこんなにおいしかったのかわからないんだけど、この一皿で満足度急上昇（笑）

ヘイクステーキと肉団子

お魚のメインなはずなのに同じぐらいのボリュームがある肉団子 

野菜の裏はこんな感じ。ちゃんと肉厚のヘイクがいるよ。

昔のレビューに日本人にも合う味付けですって書いてあったけど、今は日本を通り越してかなり中華風。

中国の風がびゅんびゅん吹いてました（笑）

これは盛り付けこそフレンチっぽくしてるけど、味は完全に中華な一品。

チーズのムース

夜遅かったし、盛り合わせじゃなくてよかったかな～。
コンソメっぽい味付けでおいしかったよ。

デザート：パリブレスト

こんな攻撃的なパリブレスト見たことないよ～。
味はおいしかったけど、ひとつひとつのポーションが大きいからデザート行くまでにもうお腹いっぱい！
大満足です～(✿´◡｀✿)ﾉ

この日ダンナくんのお誕生日だったので、バースデープレート

ソルベはおいしいけど、マンゴスチンまずかった（´・ω・｀）

何と言っても、オーベルジュはご飯食べてそのままお部屋で寝れるのがいいよね。
特に田舎町だとおいしいレストラン探すのも難しいし、これがベストチョイスでした！

お食事をとるスペース以外にラウンジもあって、こちらも素敵☆

フランス旅行も残すところあと一日。
翌日は港町、カーンまで長距離ドライブです♪

フランス旅行4日目：シャンボール城

せっかくコンスタントにブログを書いていたのに気を抜くとすぐ間があいちゃう(^_^;)

気を取り直して、フランス旅行記再スタートしましょう。

フランス旅行４日目はホテルをチェックアウトしてからシャンボール城へ向かいます！

前日に行ったシュノンソー城とは比べ物にならないぐらい大きい！
1519年、弱冠24歳のフランソワ1世がシャンボール城の膨大な建設工事を着工。
フランソワ1世は大の狩猟好き。もともとこのシャンボール城も狩猟用の離宮として考えられていたけれど、それにしてはあまりに大きい。
幅156ｍ、高さ56ｍ、77の階段、282の暖炉、426の部屋！！

城の建設に石灰質の岩から切り出された石を使用しており
この石材はロワール渓谷の大多数の城の建設に見られますが
絶妙な技巧でやわらかく脆い石灰岩を使用しているのはシャンボールだけと言われている。
まぁ、ロワール地方だけに限っても物凄く沢山お城があるからすべて把握するのは難しいよね(^_^;)

これが有名な「二重らせん階段」

この設計は当時のフランスではとっても画期的だったようで

フランソワ１世が1516年以降にフランスに招いたレオナルド・ダ・ヴィンチが関わっているのではないかと言われてるらしいです。

王妃の居室

王の居室

テラスはフランス職人のよるフランボアイヤン・ゴシックとイタリアルネサンスの奇妙な融合が見どころ。

どことなくイギリスっぽいな～と感じたのはフランボアイヤン様式が混じってるからだったんだね。

テラスは本当にすごい迫力で、見どころ満載。楽しかった＾＾
馬車の間

1871年に馬車職人のビンデールがシャンボール伯爵の為に作った馬車が沢山展示されてるんだけど
すべて新品未使用。一度も使われることはなかったらしい・・・

エルメス様の馬具一式

Ｈのマークが輝いております。

お城の一部を展示中

本物のお城の一部、当時の雰囲気がよく出てておもしろい。
今のお城はなんとなく白すぎるよね。

このぐらいくすんでた方が味があって好きだなー。
石灰のやわらかそうな感じが出てる。

ぐるっと回って水面に写るシャンボール城。

元々狩猟用の離宮だっただけあって、森に囲まれてるんだけど
公園は６か所の出入り口のある全長３２キロの壁に囲まれた
総面積５４４０ヘクタールの敷地はパリ市の大きさとほぼ同等！！

このヨーロッパ最大の森林公園は、国の狩猟鳥獣保護区になってます。
一般の立ち入りが許されている約８００ヘクタールの自然遊歩道では時折イノシシや鹿がでてくるみたいだよ～。

もちろん、こんなに大きなお城が簡単に完成する訳もなく
フランソワ１世が、３２年間のと一生活でシャンボール城で過ごした日数はわずか７２日。
城の完成を見ることなくこの世を去り、彼が死去するまでに出来上がってたのは主塔と王室の塔のみ。
シャンボール城を現在の姿に整えのは、これまた狩りをこよなく愛するフランソワ１世の息子のアンリ２世とルイ１４世。
色んな人の手に渡り、最終的にはボルドー公、シャンボール伯爵の後継者から
1930年、フランス政府がが買い取り。

お城の後は、チョコレート工場見学☆
ロワール地方にしかないチョコレート屋さん、Max Vauché へ行ってきました。

ショップだけじゃなくて、ガイドツアーやチョコの展示品もあり。

 チョコレートでできたサンタさん＆トナカイ

お店の中が濃厚なチョコレートの香りに包まれて・・・しあわせ～♡
365日チョコレートを食べてる私にとっては天国みたいなところでした(笑)

 2012年、ロンドンオリンピックを記念したチョコレート☆

 一般に売られているものも、こんな凝ったデザインのものもあってみてるだけでも楽しい♡

 カカオの中に色んな種類のチョコレートが沢山♪

板チョコの種類もこんなにあるよーーー！！！
カカオの％の違いはもちろん、産地によっても結構味が違う！

こんなにあったら決められない～と悩んでも大丈夫。ちゃんと試食用もございます(✿´◡｀✿)ﾉ

ボンボンショコラ

あまりの美味しさに、お店ごと買い占めたくなったよ！！
結局連れて帰ってきたのは板チョコ6枚とボンボンショコラ100ｇ

なぜか1枚隠れてて、写真は５枚しか撮ってなかった(笑)しかも二枚はもう食べ終わってるし～(^_^;)
無意識のうちにダンナくんから隠そうとしたのか・・・恐ろしい（´・ω・｀）

ウガンダ、エクアドル、メキシコ、マダガスカル、サントメ、ペルーの6種類を購入。

今までリヨンのベルナションのチョコレートが世界一！と思ってたけど
それを超えるぐらいおいしかった～♡

このあとワインセラーに行くのですが、ちょっと長くなったので

泊まったシャトーホテルのご紹介と一緒に別記事にします～。

もう少しお付き合いくださいませっ！

フランス旅行３日目：Auberge du Bon Laboureurでディナー

今回の旅、二つ目の宿はAuberge du Bon Laboureur

ご飯がおいしいと評判のオーベルジュです(ර⍵ර)✧

ディナーの前にお部屋をちょこっとご紹介。

安い割に、お部屋はいい感じ。

難点はバスルームのシャワーが壁掛け式じゃないことと、シャワーカーテンがないこと。
あのスタイルのお風呂ってみんなどうやってるの？
プリティーウーマン的入り方？
アメニティーはオーガニックのがばっちりそろってたよ☆

ディナーはフロントの方にある離れで頂きます。

 メニュー

私はセットメニューから、ダンナくんはアラカルトからオーダー

アミューズブッシュ、キノコのスープ

高級キノコ盛りだくさん！濃厚で美味。
スターターはエビとロブスターコンソメ

めっちゃ濃いっ！のど乾くぐらいロブスターエキスたっぷり。
スープ続いちゃったけど、よしとしよう。

子牛のげんこつとフォアグラのテリーヌ

げんこつはよくわからなかったけど、フォアグラはいい感じの分量でおいしくぺろり。
メインはラムショルダー

そんなにラムの気分でもなかったんだけど、ジャイアントプラウンよりはいいかな～と思ってこっちをオーダー。
昨日のよりはかなりおいしいけど、やっぱりラムの気分じゃなかったかも(笑)
セットメニューもう少し選べると嬉しかったな～。
メイン、シャロレー牛のステーキ

おいしかったけど、お肉はちょっと固め。
やっぱり肉は子牛に限ります～！！

チーズ盛り合わせ

ゴートチーズは結構臭かったけど、他はなかなかおいしい。
もちろん全部は食べられないので(ワタクシチーズはおこちゃまレベルなんです～)
ダンナ君に手伝ってもらいました～(-∀-`; )

お口直しにフルーツサラダ

プラリネダックワースとガナッシュソルベ (写真ぶれてた～(^_^;)

どの辺がダックワーズなの？(笑)もっと軽いの想像してたけど、かなりずっしり系のケーキでした。
味は悪くないけどね、いかんせん甘い！

ベイクドアラスカ

一応、ダンナ君のバースデーだったので予約の時に伝えたんだけど、ろうそく刺さってるだけだった。
バースデーのプレートすらなくてちょっと残念だったけど
他の人もそうだったしこれがフランスのスタンダードなんでしょう。
それより、この衝撃的なデザート。超まずそうでしょ(笑)
だって、メレンゲの中身はびしょびしょのスポンジとアイスクリーム。
メレンゲをフランベして出してくれるんだけど、食べ方わからず火が消えるのを待ってしまった！
どうやら、火は早めに消した方がいいみたい。
これで１６ユーロ、味もおいしくなかったみたいだしこれは頼まなきゃよかったと嘆いてたよ～(笑)

ベイクドアラスカは70～80年代に流行ったらオールドファッションスイーツで
目の前でフランベしてくれるのは、あまりお目に架かれることもないらしいから経験値があがったということでよしとしよう。

ラブルールのレストラン、絶賛するほどおいしいお店ではなかったけど
フランスの田舎町ってことを加味すれば許せるかな。
まぁ元旦だしここ以外チョイスないよね。
オーベルジュでよかった～(✿´◡｀✿)ﾉ