2017/01/23

マヨルカ3日目~ガウディファン必見のマヨルカ大聖堂~

マヨルカ旅行最終日。
本日のメインイベントはアントニ・ガウディ好きならば絶対見ておきたいマヨルカ大聖堂。

13世紀~17世紀に建築作業が進められたゴシック様式の大聖堂。
ガウディが担当したのは1851年の地震によってひどく損傷した教会のファサードの修復とその内部空間の再構築。
外観のクラシカルな雰囲気とは打って変わって、中はガウディの個性的な美しさが光る素晴らしい空間。
特に祭壇部分はガウディらしさが前面に出ていて大興奮。
壁画はミケル・バルセロの作品。
教会とは思えないこのおどろおどろしい雰囲気。
ぼんやりと浮き出だ人物と、足元には骸骨の山。  
海の生物が彫られた躍動感のある壁画。
アクア説も関係しているのかな…?  
最もガウディが力を注いだのは、ステンドグラスだそう。
いくら見ても飽きない素晴らしいガウディ作品にうっとり。
オーディオガイドもあるので詳しく教えてくれますがなんせ一年前なので記憶もあいまいに(笑)
バルセロナでガウディ作品をいくつか鑑賞してからずっと来たかった場所だったので時間を忘れて見入っていました。
最終的にガウディは教会側の意見の食い違いにより工事から手を引いたそうですが、仲たがいしてガウディの手がけた部分を壊されたり変えられたりしなくてよかった…。

最後に街をちょっとぶらぶらしてシーフドを食べて2泊3日のマヨルカ旅行はおしまい。
ガウディ建築が好きならマヨルカ大聖堂を見るためだけにマヨルカ島へ行ってもいいぐらいおすすめです。
私たちが訪れたのは4月だったので海に入るには寒かったですが、日中も暑すぎずとても過ごしやすいので海は眺める派の方にはいい季節。
美味しいシーフードを食べて、美しい海を眺めて、ガウディ作品にも触れられる最高のプチホリデーでした(^◇^)

行き方☞

2017/01/21

マヨルカ2日目~Nimo'sで最高のイカスミリゾットを食べる~

1日目のディナーを外しまして、期待で胸がドキドキの2日目ディナー。
前日に調べまくった結果、(今回は完全に旅行前のリサーチ不足w)
どうしてもおいしいイカスミのリゾットが食べたい私たちはアナザースカイで大久保選手が紹介していたお店に行くことにしました。
日本人がおすすめするならきっと平均点は超えているだろうという期待…!
滞在していたホテルからはちょっと遠かったんですが、頑張って歩きましたよ。
中心地からはちょっと離れてるし、目の前にはファミリー向けっぽいモールしかないけど大丈夫か…?本当に美味しいのか…?とちょっと不安になりながら入店です。
こんなに広いのに私たち以外一組もいない… やばいかも。
いや、でもカウンターにはピンチョスの山! しかも結構おいしそう😋
こっちも頂きたいけど、今日はイカスミのパエリア(アロスネグロ)と格闘するって決めてるからね…!ごめん…!
ハムの誘惑も断ち切って、 いざ尋常に勝負です。
軽くクロケッタを頼んだつもりが、物凄い数出てきたよ。
嬉しいけれど、計算外だよ!もちろんおいしく全部頂きました。
なぜか目玉焼きのってるロブスター!
美味しいけれど下に敷いてあるポテトのせいでB級グルメ感MAX
前菜をちょっとやらかしすぎたかもと思いましたが、おいしくすべていただきまして本日のメインイベント、イカスミのパエリア(アロスネグロ)です!
これは大食いの四人前ぐらいある…!!
アナザースカイのHPからお借りしました

凄まじく大きいお皿に入って大量のアロスネグロがやってきました。
店員さんが小さい小皿に分けて持ってきてくれるので、大皿の写真ありませんが本当にすごかった。(笑)
…でもめちゃくちゃおいしい。
これ、これが食べたかったの!!と二人で大喜び☆
どんなに美味しくても人には限界ってものがありますので、残念ながら全ては食べきれず、かと言って残すのももったいないので、約1人前をテイクアウェイ。(翌朝ダンナくんがおいしくいただきました)

食事をしながら、遠くに置かれたパエリア皿を眺めてあと…どれぐらい…あるんだろう…と二人でヒーヒー言いながら食べた思い出がよみがえります(笑)
量は想像以上でしたが、とってもおいしくて大満足。
大久保選手、ありがとうございました。
マヨルカ島で美味しいアロスネグロが食べたくなったらおすすめです!

行き方

2017/01/20

マヨルカ島2日目~バルデモサへ日帰り観光~

マヨルカ旅行記2日目振り返りつつ書きますよ~(やばい、一年経っちゃう💦)
2日目はショパンにゆかりのある村、Valldemossa バルデモサへ行きました。
210番のバスでひとっ走りなんですが、結構混んでいたので要注意。
バスの時間ぎりぎりに行ったので、乗れないんじゃないかとひやっとした。

ここがショパンとジョルジュ・サンドが逃避行で滞在していたカルトゥハ修道院
‛カルトゥハ修道院ではこの2人が過ごした部屋がそのまま博物館になっており、ここで名曲「雨だれ」を作曲したショパンのピアノをはじめ当時の調度品が、ジョルジュ・サンドとの一時の生活をしのばせます。’
早速中へ☆
思っていたより豪華だ!
礼拝堂
ショパンとジョルジュ・サンドの巨大人形がお出迎え。
せっかくなので記念撮影させてもらいました。
修道院内の薬局はなかなか見ごたえがあって面白かったです。
雨期に入ると体調を崩し、繰り返す発熱と咳の発作に苦しんでいたショパンの為に、サンドが治療薬を求めて通いつめていたそう。
展示物も結構あって楽しめました。


お庭にはオレンジの木、曇ってるけど少しずつ天気が良くなってきたような。
田舎だ~~~~。パルマは結構都会なので、のんびりした空気が素敵でした。
ショパンが愛用していたプレイエル・ピアノともご対面。
ここで、プレリュード(前奏曲) 作品28第15番 変ニ長調 「雨だれ」 を作曲。
ピアニストの辻井伸行さんが出演している「マヨルカの啓示 ~辻井伸行 ショパンへの旅路~」を見てから旅行したので、感動ひとしお。

隣のサンチョ宮殿内に併設された音楽ホールも散策しましたが、この日はミニコンサートはありませんでした。残念~。
バルデモサは修道院とこの宮殿ぐらいしか見どころがないので(失礼)
のんびり見てまわりました。なんとなくイギリスのマナーハウスっぽいな。
とってもゴージャスなお部屋や調度品の数々。
サクッとランチを食べて休憩。
晴天のもと飲むビールは最高だね~。
Restaurante Casa de Sa Miranda 
もう何食べたか覚えてない(笑)
雰囲気はいいので、晴れていたらテラス席はおすすめ^^
 腹ごしらえがすんだら街歩きです~!
バルデモサの家の玄関には、聖カタリナの生涯を描いたタイルが飾られていて写真を撮っていたら物凄いコレクションになったよ。
 タイルの絵のタッチもいろいろ。
 他にもあるけどきりがないのでこの辺で。
修道院や宮殿よりも街歩きが楽しい。
普通の民家なのにとってもかわいくて、ヨーロッパの田舎町がぎゅっと詰まっている素敵な場所。
さすが年間300日晴れるといわれているマヨルカ島、すっかりお天気になってきた!
バルデモサは迷い込みたくなる小道が沢山。
帰りのバスも激混みで全然来ないし、ご老人ばっかりで帰ってくるの一苦労でした。
いっそタクシーに乗ってやろうかと思っちゃったよね。

夕ご飯はアナザースカイでサッカーの大久保選手がおすすめしていたレストランへ行きました。
画像多めなので次の記事に回しますね。
=づづく=

2017/01/08

ロンドンのタイユヴァンセカンド店でマリアージュを堪能

あけましておめでとうございます。
気づけば2017年。2016年は月いちで旅行をしたりおいしいものを食べたり、最後の一年だと思って(勝手に)ロンドン生活を充実させるべく楽しんでました。
私生活の充実に伴いブログの更新がまったくもって進まず見に来ていただいている方、本当にごめんなさい(;^_^A
一応、ブログを書く気はまだありますので最早待っている人はほぼいないと思いますがのんびり旅行記とレストランの記録は残していきたいと思います。
今年もよろしくお願いします(^◇^)

年始はモロッコ旅行に行っていたので、ロンドンでの外食はじめは旦那さんの誕生日祝いをかねてタイユヴァンのセカンド店へ行ってきました。
Tailleventはパリでは有名なミシュランの星付きレストランで、1973年から30数年三つ星を守り続けてきた老舗。
恵比寿のジョエル・ロブションの前身がタイユバン・ロブションだったらしいですよ。

お値段もリーズナブルな2 courses for £25, 3 courses for £30~
当たり前ですが、使っている食材はアラカルトの方が断然良いです。
店名にもなっている110 de Tailleventは110種類のワインがグラスで楽しめるというワイン好きにはたまらないコンセプト店なのです。
入り口を通って最初に目に飛び込んでくるのは巨大なワインバー。
私たちはお食事メインだったので、落ち着いたテーブル席へ案内してもらいました。
メニューの隣には左右お勧めの組み合わせのワインリストが書いてあり、左はリーズナブル、右は高級なラインナップ。
我が家は左のみトライしましたが、お食事をオーダーする段階でワインのマッチング、サイズ(スモールとレギュラーの二種)を決めます。

まずはワインが来ましたよ~!
私はラングスティーヌのラビオリ、旦那はホタテのカルパッチョをオーダー
下のタグには注文したワインのナンバーと産地などの詳細が書いてあります。 
LANGOUSTINES ravioli with basil and citrus butter
合わせるワインはnaoussa jeunes vignes de xinomavro 2013 Greece
ギリシャのリーズナブルなワインっぽいですね。それだけ飲んでも決してめちゃくちゃおいしいということはないのですが…
食事には間違いなく合う!これがマリアージュなのか!!と感動しつつおいしいお食事を堪能。
このラビオリ、エビがしっかり入っていて甘めのソースとドライトマトのうまみがさわやかでとてもおいしかったです。
おそらく、これだけを食べると甘く感じすぎると思うんですが、ワインの癖のある感じが何とも言えずマッチして引き立てあってました。

SCALLOPS CARPACCIO celeriac, green apple, watercress coulis
ホームページの画像で見るよりは少ないけど、ヨーロッパではホタテはメインをはれるほどの高級食材なので、前菜だしこんなもんですよね。
合わせたワインはbourgogne aligote 2012 a boisson
癖もなく特筆すべきことはないって感じの白でした。
ホタテのカルパッチョならだいだいなんでも合いそうだしね(雑w)

メインに合わせるワインはこちら
heinrich red 2013 burgenland austria
cote du rhone mon coeur 2009 domaine j.l. chave
私はポークベリー、旦那はラムにしました。
スウィートブレッド(仔牛胸腺肉)と悩んで店員さんの「断然ラムがおすすめ!」を信じてみましたよ。
私はモロッコ旅行の間中ずっと豚が食べられなかったので、体が欲していたんだと思います(笑)

PORK BELLY roasted, crispy skin, onion purée, apple, pommes soufflées
見てください!この美しさ、ケーキが来たのかと思っちゃいますね。
皮はカリカリ、中は脂でしっとりとしたポークが大好きなので大変おいしゅうございました。
ポーク単体で食べると若干しょっぱく感じるんですが、付け合わせのリンゴや玉ねぎのピューレと頂くと甘さが足されてばっちりな塩梅です。
これはマイベストポークランキングにランクイン間違いなし。

SCOTTISH LAMB roasted and lamb shoulder confit, aubergine caviar
一瞬ラムだということを忘れてしまうほど癖がなく、でも最後にはラム特有の香りが鼻を抜ける感じ。
店員さんのいうことを聞いてよかったと心から思える素晴らしい火入れのラムでした。
ワインとのマリアージュはどちらもばっちり。
特にラムの方はワイン単体だとビオかと思うほど野草っぽい香りがしたのですが、ラムとは合うんですね~。
ワインを交換してみましたが、どちらもおすすめでついてくるワインには敵わず。
(本当にマリアージュってあるんだ…!二回目)

せっかくなのでデザートも
PRALINE ECLAIR Paris-Brest recipe
ナッツゴロゴロプラリネクリームたっぷりでおいしかった~♡
ロンドンってデザートまでおいしいお店少ないからこれはうれしい!

MONT-BLANC chestnut cream, icecream and cake
モンブランがあったら食べてみないわけにはいかない!
メレンゲがちょうどよくサクサクしててその上にアイス、マロンがねっとり絡んでおいしすぎる!
アイス入りのモンブランはレストランやカフェじゃないと食べられないから特別感あるよね。
高いワインはそれ単体でおいしいのは当たり前だし、安いワインかつ癖のあるものを買ってしまったり頼んでしまった日はちょっと落ち込んでしまうけれど、きっとどんなワインにもベストカップルになるお食事って存在するんだろうなと感心しました。
ここのメニューはワインありきで考案されているのではないかと思うほど。

久々に気合を入れて書いたのはなぜかというと、こんなに美味しいのに意外と空いていたのです!
オープンして一年ちょっとなので、まだ知名度が低いのかな?
ワインを売りにしているお店は正直あんまりお食事が期待できないところが多いんですが、さすがのパリ仕込み、デザートまでおいしくて自信を持ってお勧めできますよ^^

行き方☞