チェコの目的はもちろんアルフォンス・ミュシャ!
ミュシャはフランス語読みでチェコ語ではムハと呼ぶそう。
アールヌーボーを代表するフランスを中心に活躍した画家(グラフィックアーティスト)です。
彼の作品は華やかで美しくて、日本にいるときから大好きで展覧会も行きました。
チェコには彼の手がけた建物や大作のスラブ叙事詩があるので、ミュシャ好きにはたまらない場所ですね。
まずはプラハ国立美術館 ヴェレトゥルジュニー宮殿にあるスラブ叙事詩を見に行きます。
ずっと延長されていますが、現時点で16.06.2016までなので興味のある方はお急ぎください!
現代アートも扱っているらしく、外には干支の銅像がずらりと並んでました。ミュシャの展示は0階、受付すぐ横です。
フラッシュをたかなければ撮影も可!嘗め回すように見て、撮影できて最高でした。
スラブ叙事詩は6m×8m からなる連作20点で、ミュシャが祖国を想い、彼の生涯をかけて作り上げた超大作。
彼は画家というよりは食品パッケージや、劇場ポスターなどを手掛けていたので、綺麗な絵を描くデザイナーとしての一面ばかり強く出ていますが、スラブ叙事詩を見れば彼がいかに情熱的な画家かわかるはず。
こんな素晴らしい作品を展示してあるのに、結構行ってない人が多くて悲しい。
プラハに行ったらマストですよ!!(なんならムハ美術館行かなくていいからこっち来てほしいぐらいなんだけどな。)
突然ですが重大発表しますよ・・・ミュシャ好きの方はもうとっくの昔にご存知かと思いますが、スラブ叙事詩なんと2017年、国立新美術館に来日予定!!!
信じなれない~~~!!!嬉しすぎる~~~~!!!
果たしてそのとき私が日本にいるかは謎ですが、ミュシャのこの超大作が海を渡って日本に来てくれるなんて嬉しすぎます。ミュシャファンは今からカレンダーにしるしをつけて楽しみにしていることでしょう・・・。
行き方☞
続きからスラブ叙事詩のすべての画像をご覧いただけます♪
No.1 現故郷のスラブ民族
No.2 ルヤナ島のスヴァントビト祭
No.3 大モラヴィア国のスラブ後礼拝式導入
No.4 ブルガリアのシメオン皇帝
No.5 プジェミスル朝のオタカル2世
No.6 セルビア皇帝ステファン・ドゥシャンの戴冠式
No.8 プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤン・フスの説教
No.9 クジージュキの集会
No.10 グルンヴァルトの戦いが終わって
No.11 ヴィトコフの戦いの後
No.12 ペトル・ヘルチツキー
No.14 ズリンスキー総督によるトルコに対するシゲット防衛
No.15 イヴァンチッチッツェのモラヴィア兄弟団学校
No.16 民族の教師 ヤン・アーモス・コメンスキー
No.17 聖アトス山
No.18 スラヴ菩提樹の下で宣誓する青年たち
No.19 ロシアの農奴制廃止
No.20 スラヴ賛歌
この大作は何時間見てても見飽きないですね。
静かにじっくりと作品鑑賞できるのでとてもおすすめ。プラハどこがよかったって聞かれたら迷わずここを選ぶぐらいお気に入りです!
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